7500 こんなのでいいの?監督さん、公式サイトさん
飛行機を舞台にしたホラー映画ってそんなに知らない。
見た記憶はない。
もちろん自分が無知なだけで、世の中にはたくさんあると思うけど。
でもこういった映画を知らないので、ちょっと斬新な印象だった。
元々怖い話には手を出していくつもりでいるので、見てみることに。
別に好きではないけど。
ホントに怖くて面白いホラー映画ってこの世にないよね。
だからそれを探してホラー映画を見ている。
この名前だけでレンタルする人も多いかも。
自分は興味ないけど。
まぁ、自分の好みの話はいいとして、軽くあらすじでも。
あらすじ
ロサンゼルス→東京羽田行の7500便。
新婚夫婦(妻は潔癖症)、仲のいい夫婦(カップル?)2組(片方は破局しているがそれを隠して旅行)、盗品を売って生活する男、怪しい箱を持った男。
様々な乗客が乗り込んでいく。
時間となりジェット機は離陸、その後しばらくして乱気流に襲われる(確か2回目)。
酸素マスクが出て来るほど急激な気圧の変化が起こるも、機体は安定。
乗客が安心していると、怪しい箱を持ち込んだ男ランスが急に呼吸ができなくなる。
息ができないと苦しみ、吐血。
CAが医師を探すと、救命士のブラッドが駆けつけ、リックも手を貸して対応。
それでも状況は変わらず心停止、AEDを使うも蘇生させることができなかった。
ちなみにブラッドは破局した夫婦?の旦那、リックは潔癖症妻の旦那。
ランスの死を知った機長は、そのままにしておけないということでビジネスクラスの乗客をエコノミークラスに移動させ、ビジネスクラスのスペースを安置所の代わりとし、フライトを続ける判断。
そしてこのあと、機内では少しずつおかしなことが起こりだす。
大体半分かな。
ちょっと補足すると、今の相手との子供を拒絶する女性とか、CAが2名登場(もう数人いるけど、役としてではなく背景としてね)。
そのCAも機長と浮気中で東京で不倫旅行を楽しむつもりの1人と、初恋が忘れられず今の彼氏にその気になれないのが1人。
この3人も、機内で起こる怪現象?に巻き込まれる。
で、実際見た感想だけど。
面白くないし、オチにガッカリ。
最後の最後も、ちょっと昔の映画の『終わったと思ってたけどまだ続くんだよ』って感じ。
よくある最後に何か(視聴者は見られない)を見つけてキャー!みたいな感じだけど、これ要る?
ああいう結局何があったのか、何が残っているのかわからない状況って何が面白いのか、何が怖いのか全然理解できない。
そこを表現できないなら無いほうがいい。
ああいう表現が怖い、良いって人もいるかもしれないけど、自分は大嫌い。
途中で盗人の男が襲われたらしいシーンも、それっぽいだけで何が起こったか全くわからない。
当然、窒息死した男もなぜこうなったのかわからない。
箱の中身?
途中でわかるけど、だから何?って物。
あれも逆に存在しなくても全く問題ない。
ちなみに、全てオチで無理やり説明がつく仕様になっている。
納得なんかしない!
映画の内容以外にも。
どこかのサイト知ったのだが、公式サイトでは『機内は化け物屋敷と化す』というストーリー紹介がある。
実際自分も公式サイトを確認、確かにそう書いてあった。
でも実際は化け物なんかは出てこない。
なんでこんな適当なサイトを作ってしまうのか理解できない。
こういうのって、作品だけでなく監督とかの評価にも繋がりそうだから、もう少し違うマシなものを作れなかったのだろうか。
元々期待はしていたわけではないので、文句はこの程度で。
文句から始まったのは、珍しい気がする。
で、この映画はどうやらTVで放送するために用意した、みたいな話があった。
そのためか、映画の時間も70~80分程。
見ていて
もう終わりか!
という、この作品中1,2を争うインパクトを与えてくれた。
この映画で褒めるべき部分は、飛行機の中という狭い空間で色々頑張ったこと。
時間も短かったので、まとめるのが大変だったのでは?と推測できること。
だからといってあのまとめ方は強引で評価しないけど。
これ、映画館で見た人満足したのかね?
あ、あとは拘束時間が短かったことがせめてもの救い。
では、本日はこの辺で。しーゆー!