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必殺! THE HISSATSU  藤田まことが若い!

先日、テレビで放送されていたのをたまたま見ただけだけど、思いのほか面白かった。

見て分かるかもしれないが、これは『必殺仕事人』の劇場版第1弾。

 

仕事人シリーズは祖母が見ていたのを横で一緒になって見ていただけで、ほとんど知識はない。でもその程度でも十分楽しめる。

これを機会にドラマの方を見てみるのもいいと思った。

 

 

 

あらすじ

江戸のあちこちで六文銭を咥えた状態の身元不明の死体が見つかる。

奉行所で働く中村主水は、どうやら裏稼業の独占を狙う輩がいるらしく、自分たちと同じ裏稼業のものが殺されていると気付く。

 

ことの真相を探るために仲間のおりくは上州へ向かう。

 

その間、主水は家族サービスで温泉旅行をプレゼント。

失言で義母の機嫌を損ねてしまい、逃げるように温泉に入ると、お葉という女に声をかけられる。

お葉は主水に「明日の祭りで面白い事が起こる」と言って去っていく。

 

その以外に、飼っていた猫を殺された恨みを晴らして欲しいという依頼を蹴ったり、知らない仕事人に獲物を横取りされたり色々ある。

 

そして祭りの日、黒装束で御輿を担ぐ連中が現れ、そこにいた仕事人たちを次々に殺していく。

その中で一人、瓦職人の政が生き残り、主水たちが匿って手当てをする。

 

一方、上州へ行っていたおりくが戻ってくる。

一連の仕事人殺しの主犯格(庄兵衛)を突き止めたので、彼に会うことに。

 

そこで庄兵衛から告げられたのは3つの選択肢。

裏稼業から足を洗うか、江戸から去るか、六文銭を咥えて死ぬか、であった。

 

主水達は4つ目の選択肢、庄兵衛と戦うことを決意する。

 

 

 

これで半分位。

ちょっと調べたら、どうやらドラマが通算600回記念で制作されたみたい。

上映当時は、テレビドラマの映画化は当たらない(ヒットしない)というジンクスがあったらしいが、それを見事に跳ね除けて大ヒットした。

これ以降、毎年映画化されるようになったという。

 

構成はドラマと同じ感じ。

前半は依頼人がどのような恨みを持っているかを説明するかのように話が進んでいくのがドラマ。

映画は仕事人(主水達)が依頼人であるという感覚で見れば、庄兵衛に主水達が仕事人として出動する流れを確認できる。

後半も同様。

仕事人としての仕事をするだけ。

テレビドラマの拡大版といってもいいかもしれない。

でもこれは決して否定的なものではなく、褒め言葉である。

 

個人的に面白かったのは、主水の正体が義母にバレたこと。

バレたと言っても、お葉が耳打ちしたようなもので、現場を見たわけではなく疑心暗鬼になったというもの。

 

婿殿の本性がわからなくなり、義母なりに探りを入れたり、怖くて上手く接することができなくなる様子が見ていて面白かった。

声をかけられて飛び上がって逃げるところとかね。

 

でもそれ以上に、あの義母が一人不安を抱え、葛藤している姿がとても印象的だった。

いつも主水を揖斐っているあの義母が。

最後にはちゃんと元に戻るんだけどね。

 

 

驚いたのは赤塚不二夫氏が出演していたこと。

ホンカンさんとかニャロメの絵が出てきてびっくり、本人がいて2度びっくりである。

ちょい役だったけどね。

 

 

終盤の庄兵衛との戦いは、仕事人たちの技のオンパレード。

庄兵衛は軍団を率いてくるため、ちょっとやそっとでは終わらない。

ちょっと笑わせようとしているかと思うようなシーンもあるが、彼らの様式美が大量に盛り込まれている。

水の中からある仕事人が飛び出してくるところとか、水浸しでかけ回るのも面白かった。

 

 

時代劇を見るのも久しぶりだったので、たまにはこういったものもいいなとホントに思った。

他のシリーズも探してみようか検討中。

 

 

 

では、本日はこの辺で。しーゆー!