ギャロウ・ウォーカー もっと色々あると思う、面白くする方法が
西部劇のゾンビ映画、といったところでしょうか。
ストーリーはよくある内容で、悪者に彼女を殺された復讐劇でだいたいあっています。
だけどもそれは西部劇の部分。
それにゾンビものの要素を入れたというのに、その辺の説明が不親切で、ちょっと世界に入れない。
西部劇+ゾンビっていう設定、世界感はすごく好きだった。
そしてウェズリー・スナイプスが格好良い。
たぶんそこしか褒めるところがない。
今回のあらすじは超簡単にまとめます。
あらすじ
開始早々に敵を倒して首を木に吊るす。
そこに口を縫い合わせた男とその他2名が現れ、早打ち勝負?で彼らを倒す。
そして今度は人を何処かに連れて行こうとする連中がいて、そこを襲う主人公。
ついでに男1人を救出。
ここで、踊り子の女性(ヒロインっぽい)も捕らえられているも無視。
救出した男は知り合いでも何でもないが、助けてもらったお礼に手を貸すという。
よくわからないけど、実力テストをして合格をもらったので主人公に同行。
一方、ヒロインっぽいのは絞首台に連れて行かれるも、悪者に気に入れられて助かる。
主人公、家に戻り戦う準備。
敵の襲来、撃破。
再度準備し、敵のボスのもとへ。
この内容に、過去の回想等を含めて1時間ちょっとかかります。
90分の映画で。
この回想によってこの世界がどんな状態なのかが分かっていくのですが、大事な部分は最後の方まで出し渋るため、終盤までモヤモヤした気持ちで見ることになる。
主人公の正体や敵が生き返る理由なんかは最後に説明するのは遅すぎる。
そして、ウェズリー・スナイプスが主演なのにアクションが少ない。
これはホントに疑問。
対決するのは最初のちょっと、最後の30分。
最後の方の半分程は移動や回想が入る。
ようは全体の3割もアクションがない。(個人的な感覚で)
満足できるはずもない。
最後の敵の倒し方も結構評価悪いんじゃないかな。自分は嫌い。
正直、主人公と敵の目的、正体を最初の方で全部吐き出して、どんどん敵を倒しまくる流れにしたほうが全然面白い。
これで全て解決である。
最後に、ヒロインっぽい女性だが、あれはヒロインではない。
主人公の恋人はこの世にいない、回想でちょっと出るだけ。
つまりヒロイン不在というかなり珍しい映画なのだ。
ホントあの女性の扱いはヒドイ。
この映画に必要な状況もなかったし。
もしかしたら、胸の谷間を見せるためかも。
それは重要なポジションだ。
ホントに褒めることがなかった。
まぁ、たまにはこんな映画もあるよね。
では、本日はここまで。しーゆー!