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キャビン ホラー映画だけど怖くない、だから面白い!

舞台はとある山小屋(作中では別荘と言われていた)。

若き男女5人がそこで週末を楽しく過ごそうとすると、そこには怪物がいた。

 

こんな感じのよくあるストーリー。

でもそれだけじゃない。

いろんな要素を追加していて、それが見事に成功!

面白い映画だった。

正直、見ることをオススメする作品。

でも予告は見ないほうがいいかも、ネタバレが多いから見る場合は注意。

 

まぁ、まずはあらすじでも。

 

 

あらすじ

デイナ・ジュールズ・カート・マーティ・ホールデンの5人(最初の2人が女性)は週末をカートの親戚が所有する別荘で過ごすため、車で移動する。

それを監視する男が居ることを知らずに。

※ちなみに、監視しているのはとても大きな組織。冒頭でも何かを企む様子が見られる。

 

道中でガソリンスタンドに立ち寄り、そこの感じの悪い店主に嫌味?を言われながらもトンネルを抜けて別荘(ボロい山小屋)に到着。

 

実はこの小屋、先ほどと同じくすでに監視されているが、そんなことを知らない5人は中を軽く確認し、遊びの計画をして部屋を振り分ける。

するとホールデン用の部屋には不気味な絵が飾られていて、それを外すと後ろがマジックミラーになっていて隣のデイナ部屋が丸見え。そして生?着替え。

 

このことを皆に報告。

古い時代の監禁用に作られたと推測し、2人は部屋を入れ替える。

 

一方、監視をしている連中は5人の状況をすべて監視。

そして徐々に『計画』を始める準備を進める。

 

そして夜。

彼らは酒を飲み、盛り上がっていると突然地下に続く扉が開く。

中には様々なものが置かれていて、5人(デイナ)はある本を手に1階へ。

それは日記で、その最後に書かれたラテン語を読む。

 

この行動がトリガーとなり、ゾンビ一家が登場。

その後、監視者によって空気中にフェロモンガスを噴射。

その気になったカートとジュールズが外へ。

イチャついているところにゾンビ登場でジュールズがリタイア。

なんとか逃げたカートは小屋に戻り、立てこもろうとするもマーティが襲われる。

 

残った3人は小屋から車で逃げる。

しかしトンネルが崩れ、引き返す羽目に。

そこで、カートが持ってきたバイクに乗って助けを求めに行こうとする。

しかし目に見えない壁にぶつかり、彼は谷底へ。

※絵がないとわかりにくいけど、カートはトンネルの向こう側へ行くために崖を飛び越えようとして壁に激突して落下。

 

仕方なく引き返す2人。

車で戻っていると、ホールデンがゾンビに殺される。

そしてデイナは車ごと湖へ。

 

一方監視者たちはホールデンが死んだことで『成功だ!』と大喜び。

だがそれへ、彼らが驚愕する知らせが入る。

 

 

 

ちょっと長かったかな。

ここまで見れば、よくあるストーリーとは違うことがわかると思う。

 

 

 

ホラー映画なんだけどドラマ要素有り?

 

結論から言うとこの映画の面白いところはこれ↓

『ホラー映画の中でホラー映画を作っている』

ただしこれは中盤まで。

最後の方は一気にパニック状態、怖くはないけど。

 

どういう事かというと、この作品ではモンスターに襲われることを管理されている。

そしてそれは金持ちの道楽とかそんなものではなく、世界レベルで行われてる。

あらすじでは触れていないけど、日本も参加していて、やり方は違って小学生?たちが学校でお化けから逃げ回っているシーンとかがある。

何が起こっているのか全然わからないけど、それが苦になるとかはない。

 

で、何が言いたかというと、この作品は被害者と裏方の2つの視点を表現されていて、被害者側でホラー、裏方側でドラマ(というとちょっと違う気がする)を映しているように感じた。

 

被害者側はあらすじで大体わかると思うが、裏方側はこの作戦を成功させるために必死なのだ。

崩れたトンネルだが、あれは本来襲われた時には崩れていたハズなのにそれが出来ておらず、責任者?が大慌てで機械まで走り爆弾を起動。

彼らにギリギリのところで逃げられずに済んだという話しになる。

 

それ以外にも、襲ってくるゾンビ以外にも実は様々なモンスターが用意されていて、今回はどれが選ばれるか『賭け』を行う。

それを見て「不謹慎だ」と怒る新人と、「息抜きだ、すぐになれる」という職員。

更には、責任者?の1人はデイナを気に入ったようで「彼女には生き残って欲しい」なんてことを言い出したりする。

 

これらを見て思ったのは、人殺しを管理する秘密組織というよりは、スクリーン越しで現場確認をしてこの作戦(仕事)を成功させるために頑張って働くサラリーマンを見ているような感覚だった。

更には、登場人物に感情移入しているあたり自分たちは人殺しに荷担しているなんて感覚は微塵もない、なにかのドラマでも見ている一般人のようだ。

裏方側は一生懸命ホラー映画の雰囲気を演出し、映画を作っている状況を映画にしましたって感じがする。

ホラー映画だけどホラーっぽくないってところがとても不思議で面白い。

管理側の人間はホント普通のサラリーマンだし。

 

そういえば似たような設定で『TATARI』があった。

でもあれは恐怖を演出するために裏方がいたけど、いつの間にか死んじゃって・・・っていう感じで裏方が機能しなくなるんだったか。

あの映画はラスト以外は最高に好きなんだけどなぁ。

 

 

終盤の見所

 

終盤はパニックと書いたので、少し紹介。

管理側が驚愕する知らせ、それはデイナが生きていたからとかじゃない。

作中でも話されているが、デイナは最後まで生きていれば死ななくても作戦は成功するため。

理由はどこかで説明が入るため、その辺は見て確認してもらうとして。

 

最後はホラーらしくモンスターパニック。

要は出番がなかったゾンビ一家以外のモンスターがどんどん登場してくる。

そしてそれらの相手をするのは『とある軍隊』。

なんでモンスターが大量に出てくるのか、なぜ軍が出てくるか、そしてなぜ戦うのか。

ここら辺の設定は雑である。

でも雑でもこの展開が面白くて好きだ。

 

そして生き残ったデイナ達はその戦いに巻き込まれる?

なぜそうなるのかはぜひ見てほしい。

 

それから、出てくるモンスターはどれも見たことありそうなものばかり。

昔から出てきそうなモンスターから、どっかの殺人鬼にそっくりなのとか。

「あ、こいつは〇〇だ!」

みたいに確認しながら見るのも面白い。

 

 

最後に、この映画はハッピーエンドではない。

超が付くほどとんでもないバッドエンドである。

こんな終わり方のホラーもなかなか無いと思う。

 

 

 

では、本日はこの辺で。しーゆー!