シグナル パッケージに使われるのは主人公よりも重要人物
最近流行りの『TSUTAYAだけ』作品。
正直、どれだけつまらないだろうと違う意味で期待していたけど、意外と雰囲気というか、世界観は嫌いではなかった。
物足りないところは当然あった、でも見たことに対する後悔とかは無いかな。
あらすじ
主人公のニックは恋人ヘイリーの引越しの手伝いのために友達ジョナと共に車で大移動。(ヘイリーは1年転学するだったと思う)
ニックとジョナは自分が通うマサチューセッツ工科大学のサーバーに侵入してきた『ノーマッド』の正体を探していた。
自分たちのノートパソコンにハッキングされたりしながら、彼らはノーマッドがネバダ州からアクセスしてきたことを突き止める。
ヘイリーの目的地の道中ということもあり、3人でノーマッドに会うことに。
GPSを使い、探した目的地には廃屋といってもいいくらいの古い民家が1つあるだけ。
ヘイリーを車に残し、家を探索するニックとジョナ。
しかし、中にはサーバーラック等の何かあった、誰かがいた形跡はあっても人影はない。
そうこうしていると、外からヘイリーの悲鳴が。
慌てて飛び出ると、車にヘイリーがいない。
ヘイリーは車から離れたところに立っており、声をかけながら近づくと、彼女は何かに吸い寄せられるように上空へ姿を消す。
その後、ニックたちは何者かに襲われ、目が覚めると車椅子に拘束された状態で目が覚める。
ニックは、目の前に現れた防護服を来た男デイモンから衝撃的な言葉を受ける。
「君たちは地球外生命体に接触し、汚染された可能性がある」
「君と私たちのために協力して欲しい」
こうして彼は隔離、監視される生活が始まる。
大体3割くらい。
このあと、だんだんと自分たちの置かれている状況を把握し、様々な謎が浮かび上がってくることでニックが行動を開始する。
しかし残念ながらこの謎や、見ている人間が感じる疑問については説明されない。
まぁ、この終わり方からするに全て地球外生命体のせいにしたいのかな、というふうに感じた。
そうするとなんとなくでも納得できたから。
ただ間違いないのは『彼らは隔離されている』ということ。
そして、地球外生命体と接触したということ。
この事実が大事。
この作品、『「第9地区」、「クロニクル」を凌ぐ』なんていうキャッチコピーで宣伝されている。
確かに設定が同じような部分があるが、比べるようなレベルではない。
個人的に大好きであるという点もあるけど、それを差し引いても『シグナル』の方が負けている。
でも、最初にも書いたが物足りなさを感じているし、ラストも少し力技でまとめあげているように思うが、それでもこの映画には魅力を感じる。
最期の方で、ジョナの「ここは俺に任せて先に行け!」的なシーンとか、ラストのニック覚醒とぶち壊したシーンとか。
ネタバレになるので詳しく書かないけど、前半とは異なる後半の雰囲気も嫌いではない。
個人的にはノーマッドの正体とデイモンが敵か味方かが判明した時、この映画の謎はほとんど説明されていると思う。
最後に思ったけど、ネタバレを防ぐために詳しく説明しないのは卑怯なのかな?
書きたい気もするし、でも知らない状態で見てもらいたいし。
もう少し上手く文章にまとめられれば問題ないのかも。
難しい。
では、本日はこの辺で。しーゆー!