エイリアン 宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない
エイリアン、これは「宇宙から来た敵対的な生物」という意味である。
この意味を広く定着させるきっかけとなったのがこの映画。
自分はこのキャッチコピーが大好きだ。
もう有名すぎてあえて書くこともないのでは?と言われるかもしれない。
でもそんなことはない。
そもそもなぜ見たのかというと、嫁さんが見たことなかったから。
正直びっくりしたが、やっぱり見たことない人もまだまだいるハズ。
もう30年以上前の映画でも、やっぱり面白い。
いい映画は時代を越える、いつ見てもいいと本当に思った。
あらすじ
宇宙船(貨物船)は、船員たちがコールドスリープをして地球へ期間中にある惑星から信号を受信、進路をその惑星に変更し、船員たちは起こされる。
この状況に困惑しながらも、まずは信号の正体を突き止めるために、探索に向かう。
副船長が指揮を執り、捜索に向かうと、そこには大きな宇宙船を発見。
宇宙船の操縦席には大きなミイラ化した異星人がいて、胸は破裂していた。
その後更に探索すると、船底部分で並ぶ無数の卵を発見。
船員の一人が卵を覗き込むと、中から幼虫が飛び出してマスクを溶かして顔に張り付く。
急いで船に戻って医務室へ。
どうやら強引に外すことができないため、ナイフで切除を試みる。
しかし、生物の血は強力な酸で、床に落ちた血液が宇宙船の各フロアを溶かしてしまう。
打つ手がないか別の部屋で話していると、生物が死んでいて、襲われた船員も意識を戻す。
しかし彼が食事中、急に苦しみ出すと胸の内部からエイリアンが飛び出し、何処かに隠れてしまう。
彼らはエイリアンの退治を試みる。
これで半分位。
このあと、この宇宙船に隠された任務、裏切り者(ちょっと表現悪いけど)といった要素が出てきて、話が盛り上がっていって、そして船員がどんどん死んでいく。
やはり小さい頃はエイリアンの生態をみて驚いたのを覚えている。
人間に寄生して食い破って出てくる化物。
十分な恐怖だった。
でも、大きくなってから見ると考える余裕が出る。
そもそもエイリアン(卵)がいる理由はなんだ?とか。
これは完全版の中で未公開シーンをして収録されているらしいので、興味がある人は完全版を見てみると良い。
もう1つ気になることがあって、それは「なぜ卵から生まれたものが人間の体内に再度幼虫を植え付けるのか」ってところ。
卵から孵った生き物が人間を食べて成長するのではなく、ワンクッションおいて更に人間に寄生して成長する。
客観的に見るとそのほうが怖い。
顔にくっついて離れないなんて、実際に起こったらとても冷静でいられないだろう。
でもこれは3、4作目やプロメテウスを見る限り、体内のエイリアンはその宿主の特徴を得て成長していくような気がする。
劇的に変わるというほどでもないけど。
この辺は詳しい説明がなかった気がするので、勝手な考えである。
筋の通る説明はできないし。
では、本日はこの辺で。しーゆー!