ジェサベル 完全に被害者

今日はソウ6とファイナルの監督さんが手がけたということで気になっていたジェサベルのお話。

車いすに乗っている主人公のホラーものって見たことなかった気がする。

自由に逃げられないという状況が恐怖に直結してるわけで、主人公の恐怖が伝わってくるし、嫁さんはすごく怖がっていた。

 

話の流れはこんな感じ。

 

 

あらすじ

婚約者と同棲するために引越しの荷物をまとめて家を出てすぐのこと、トラックがぶつかってきて彼は即死、彼女も重症でしばらくは車椅子での生活を余儀なくされ、更には身ごもっていた子供も失う。

 

経済的な面もあり、彼女は生まれてからほとんど一緒にいたことのない父に迎えを頼み、実家で療養することに。

(彼女の母は出産後に亡くなり、その後ジェサベルは祖母に預けられ、父との交流はなかった)

 

実家に到着し、母が使っていた部屋を使うことに。

亡き母のことを思い、過ごしているとベッドの下に「ジェサベル」と書いたビデオテープを見つける。

 

再生してみると、生前の母が自分に当てたビデオレターで、ジェサベルのことをタロットで占ってくれる。

でもその内容はハズレばかり。

それでも母が自分のためにしてくれているとこを嬉しく思い、涙ぐむ。

 

しかし、内容はだんだんと不吉なものなっていくが、そこで急にビデオが止まる。

気が付くと後ろには父が。

すごい剣幕で怒り、どこにあった、ほかにもあるのか、こんなもの見るなといった言葉をジェサベルにぶつけ、ビデオテープを膝でへし折る。

 

そしてその夜から、彼女の周りでは気味の悪いことが起き出す。

 

 

この映画、ちょっとネタバレしないと感想を入れにくいんですよね。

あらすじの中にあえて入れた文面もあります。

後の伏線になっている部分です。

ちょっと意識してみていればわかるかな。

 

全体的な雰囲気はとても良かった、どっちかというと日本風のジワジワくる感じ。

徐々に真実に近づいていくような流れも高評価。

ちょっと足りない部分もあるのが残念だった。

ラストも個人的にはちょっと物足りない。

 

序盤のビデオレターを見る辺りは、実は結構大事な場面だったと思う。

婚約者と子供を亡くし、言い方は悪いが部屋を物色して何も知らない母の面影を探す。

落ち込んだり泣いたりといった場面がなかった彼女が、事故の後の精神的な安らぎ求めた部分を表現した形で、これがないと彼女がビデオから受ける恐怖が薄れてしまう。

母の持ち物を見て、初めて見た母の顔、初めての母からのプレゼント、初めての会話(一方的だけど)。

これらを見て初めて笑顔になるジェサベル。

この安らぎを与えてくれた母が残す不気味な言葉、父の言動、夜の出来事。

ジェサベルの不安を煽るにはいろんな意味でビデオレターが必要だった。

 

でも元カレといい感じになるのは早すぎた気もする。

まぁ、頼れる人間は他にいなかったから仕方ないけどね。

 

そういえば婚約者は、事故の時に「そういえば変な夢を見た」といってジェサベルの方を向いた時にトラックが突っ込み、死んでしまいます。

彼の死因はその夢が呪いのようなもので、それによって誘発されたのか、単純に偶然なのかその辺が明らかになりません。

それっぽいことを言っているのにノータッチです。

ちょっと気になっていたので残念でした。

 

あと黒人の家政婦さん。

あの人の言動もそれっぽくしてあったけど、特に説明もないので煽ってるだけかなぁ位にしか感じないのも残念。

 

 

先程も書いたように、思ったことを書くとネタバレになってしまうところもあるので、紹介したいことを適当にまとめます。

 

・ジェサベルの名の墓が見つかり没年は彼女の生年月日と同じ。

・母親の死因は仕方ない

・元カレ結婚してなければ今頃ジェサベルは・・・(ストーリー上無理だけど)

・なぜ荷造りしに戻った?

・これ、主人公なんも関係ないよね

 

こんなところでしょうか。

ホントにジェサベルは関係ない。

もしかしたら、実家に戻らなければ平穏に暮らせたはず、この映画の生きている登場人物全てが。

 

 

 

では、本日はこの辺で。しーゆー!

 

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