アイ・フランケンシュタイン 良い意味でも悪い意味でもフランケンシュタインっぽくない映画

今回の映画、あの有名な「フランケンシュタイン」が主人公。

自分はこの映画を、レンタルしたDVDの予告で初めて知りました。

 

その予告を見て、見てみたくなった映画です。

たしかこれです。

 


映画『アイ・フランケンシュタイン』予告編 - YouTube

 

初めて貼り付けましたが、結構いいですね。

気に入った予告があったら紹介しましょう。

 

時間があったら前のにもくっつけようかな。

 

 

 

あらすじ

200年前、フランケンシュタイン博士に作られた主人公(後にアダムと名乗る)。

この奇跡は結果的に不幸となる。

 

主人公を恐れた博士はアダムを殺そうとするも失敗、復讐として妻を殺される。

博士は再度アダムを殺すために動くが、命を落とす。

 

そんな博士を妻が眠る墓へと埋葬するアダムのもとに、怪物が現れ彼を襲う。

一匹は倒すが残りの化物にやられて気を失うアダム。

それを見ていたもう1つの存在が彼を助ける。

 

彼を助けた存在は神の使い「ガーゴイル」(以後天使)であった。

天使は自分たちの拠点に彼を運び、一悶着あった後に彼を開放。

まぁ、殺せとか、仲間になれとか、そんなことです。

 

その時、怪物の正体は悪魔であることを教わり、この先悪魔に襲われる危険性が高いため武器を渡される。

 

拠点をあとにした彼は、誰も寄り付かない場所を探し放浪。

しかし、言われたとおり悪魔からの襲撃が続く。

 

そして200年がたち現代に。

その間ずっと悪魔と戦っていた彼はこの状況に嫌気がさし、ついに自分から悪魔を倒すためにロンドンへ。

 

街の中で悪魔を探し、戦いを終わらせようとする。

 

だいたいこんな感じです。

このあと、悪魔と戦う中で人間の犠牲をだし、それを天使が怒り処刑をしようとするけどそこに悪魔が攻めてくる。

天使は総力戦となるが女王が拐われ、交換条件でアダムを要求される。

といったところでしょうか。

補足、悪魔は野望のためにアダムを囚えたいのです。

 

 

あらすじを読んで違和感を感じた人もいるでしょう。

ガーゴイル=天使というのはどうかと。

 

自分もそう思う。

でも設定上、そうなっているのでそのまま紹介します。

 

この映画、予告を見て気になったのは演出結構頑張ってるな~って感じました。

悪魔を倒したときに体から火の玉が出てそれが地面に落ちるのとか。

これは地面に穴を開けて地獄まで落ちていくらしいですが、敵をバッサバッサと倒して火の玉だらけになっているシーンは中々好きでした。

 

予告で天使と悪魔の戦いのシーンがありましたが、あの辺の内容も良かったと思います。

個人的には映像、演出は嫌いではありませんでした。

天使のガーゴイルから人に変身するのとかカッコイイと思いましたし。

 

あ、でもアダムの戦い方はもう少しワイルドというか、乱暴な感じでもいいかな。

やっぱり怪物っていうイメージがあるので、アクションのほとんどが天使からもらった棒2本で殴るっていうのはもったないかと。

 

 

でも、ストーリーの方はなんだか残念な感じ。

一応、アダムの心の変化、天使と悪魔のそれぞれの考えなんかは見えてくるのですが、ところどころ物足りない、というところですかね。

要所要所で盛り上がりにかけてるのかな?

 

1番思ったのはアダムが博士の手帳(アダムを作るための構想とかがかいてあるストーリーの重要アイテム、だと思う)を読んだことで彼は改めて自分というものを知るのですが、そこでアダムが感じたこと考えたことをもっと組み込んでいければストーリーはグッと面白くなったハズ、というかそれが見たかった。

 

さらに、手帳の内容がわからないのがマズイ。

余計にアダムの心境を共感することができなくなるから。

最初は人間なんかどうでもいいと言っていた彼が、終盤では人間を助けようとする。

この変化のきっかけも手帳の影響だと思うが、そこまではわからなかった。

 主人公たるアダムのことをもう少し表現してもいいんじゃないかな。

 

 あと、個人的に天使の女王の側近(名前忘れた)は好きになれなかった。

一応天使のことを考えての行動だと思うけど、隊長格の器というか、カリスマみたいなのが感じられなくて小物っぽい人物に見えた。

 

 

周囲の反応はやはり全体的に不評。

多分皆さんも「もっと面白く出来たハズ」という気持ちを持ったんだと思う。

 

まぁ、興味があったら見てみると良いのではないでしょうか。

そんなに悪くはないです。

きっと自分の言っている「物足りない」がわかってもらえて、多少後悔するかもしれませんw

 

 

ではまた。しーゆー!