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ローン・サバイバー たった1人生き残れた理由とは

この映画は2005年に実際にあったお話で、レッドウイング作戦に参加した4名の兵士の物語。

 

この中で唯一帰還することができたマーカス・ラトレル氏の「アフガン たった一人の生還」本が原作となっているもので、ポスターとかに書いてあった「想像を絶する3日間」はまさにその通りの内容でした。

 

 

 

あらすじ

最初の方は彼ら「特殊部隊ネイビーシールズ」のかなり厳しい訓練風景のあと、合格した人たちの生活風景が。

新人くんらしい若者の歓迎会?とかあってなかなか和やかです。

和やかなの、そこしかありませんが。

 

このあと、作戦会議を行い、レッドウイング作戦が開始されます。

 

簡単にまとめると、タリバンの指導者を暗殺が目的で、この4人は偵察が任務。

目的地まで進み、状況を確認していると、地元民間人3人と接触してしまう。

 

議論の結果、3人を解放するが、彼らはタリバンに接触。

200人のタリバン兵が4人のアメリカ兵を囲む。

 

そして、激しい銃撃戦へ。

 

 

この先は本当に強烈な映像ばかりです。

始まった銃撃戦は最終的にはリンチ、いや、なぶり殺しでしょうか。

次から次へとタリバン兵が出てくるわけですからね、武装も違いますし。

 

銃弾を受けながら戦う姿をみて思うことはあるのですが、自分の頭では言葉にすることができません。

追い詰められて崖を飛び降りるシーンとかもね。

 

この映画の見所は2つ。

1つはあらすじでも書いた民間人に見つかった時の議論。

もう1つはどうして生き残ったか。

 

民間人をどうするかで出た意見は

(1)殺す

(2)ここに縛り付ける

(3)解放する

 

この3つです。

まず1番、これが作戦進行上一番確実でしょう。

危険要因を排除するのです。

ただし、これが世界に広まったら世論を敵に回すでしょう。

 

2番、これでも作戦は継続可能。

でも夜になると凍死したり、狼に襲われる危険性が高い。

 

3番、これはマズイ。

この民間人がタリバン兵に報告し、そこにいるタリバン兵はこちらに来るだろう。

そして作戦は失敗し、下手すると仲間を危険に晒す。

でも唯一民間人が生き残る選択肢。

 

まぁ、3番が選ばれたのはわかってると思いますが、ここでは4人がそれぞれの意見を主張します。

まさに生きるか死ぬかの選択をするわけで、この議論はこの映画前半のクライマックスだと思います。

だれが何と言ったか、それにどう反論したか。

この議論の「経緯」も、開放を選んだ「結果」と同じくらい大事なものだと思う。

でも、自分たちの命よりも他人の命を選ぶなんてなかなかできないんじゃないかな。そしてこの選択によってボロボロになりながら戦っているのに、だれも文句を言わない。適切な言葉がわからないけど、とても感動した。こんな言葉では表現しきれていないけど。

 

 

そして、どう生き残ったか。

この映画、パッケージにも書いてあるように生き残るのは1人です。

これは彼一人の力で生き残ったわけではないのです。

助けてくれる人がいたのです。

 

ではどうなるのか、というのは後半のお話。

ネタバレにつながりそうなので一応控えます。

後半にも銃撃戦、議論があります。

これらも最後の1人が生き残るために重要なものですね。少しわかりにくいかもしれませんが。

 

ラストシーンは泣けました。

ちょっとネタバレですが、あの「掟」を守り危険を犯して他人を助けるというところに。

 

前半の民間人と後半の最後の1人、他人の命のために危険な道を選ぶ。

激しい銃撃戦とかの中に、とても素晴らしい人間のあり方が含まれている映画だと思う。

 

最後に、この兵士4人は皆20代。

そんな若者が厳しい選択、銃撃の中で命を落とすという事実を受け入れるのも大変だった。

エンドロールでは、兵士たち本人の写真が公開される。とても若い。

本当に、言葉が出ない。

 

 

ではまた、しーゆー!