ドラゴンボールZ 復活の「F」 見てきた感想 (フリーザと戦うまでのあらすじ付き)
告知がされてからとても楽しみにしていたこの作品。
上映開始にあわせて見てきました。
個人的にはとても面白かったと人にオススメしています。
楽しみにしていた甲斐があったってもんです。
そういえば新シリーズ「ドラゴンボール超(スーパー)」の発表もありましたね。
放送が楽しみです。
まず、簡単なあらすじはこんな感じ。
地球でフリーザがやられたあと、フリーザの率いていた軍団の参謀「ソルベ」はフリーザ復活を計画し、ナメック星人の生き残り(正確にはナメック星人が作ったボラゴンボール)を全宇宙で探していた。
でも結局見つからず、最後の手段である地球のドラゴンボールを使うことに。
地球には悟空たちがいるため避けたかったみたいです。
で、とりあえず復活(トランクスにバラバラにされたままで)させて、フリーザ軍最新の再生装置で放り込んで見事に再生、ここでメカ状態ではなく戦闘力53万の第一形態に戻ります。最新装置スゲー!
ここであの「F」が流れます。
このあといろいろ話したりゴタゴタがあってフリーザが復讐を果たそうとし、そのために生まれて初めて修行をすると言い出す。
半年後、銀河パトロールのジャコがブルマにフリーザが来ることを警告しにきます。
(劇中で、フリーザは4ヶ月で戦闘力130万にできると言っています。でもそのあとにピッコロの「半年前にシェンロンを使ったのはお前たちか!」という感じのセリフがあったと思ったので移動とかあって半年後に到着だと思います。)
でも肝心の悟空、ベジータは、ビルスのところで修行中(ウイスと)だった。
ブルマはでっかいストロベリーサンデー(だったと思う)をエサにウイスと交信を試みるが連絡が取れず。
ここで1時間後にフリーザが来ることをジャコに告げられ、急いでクリリンに連絡、クリリンもみんなに連絡し、戦う準備をする。
そして1時間後、フリーザの船が到着。
悟空、ベジータがいない状態でピッコロ、悟飯、クリリン、亀仙人、天津飯がフリーザの前に集まる。
このすぐ後にジャコの宇宙船に乗ってブルマとジャコがくる。
悟空たちを待つ間に、フリーザは1000人の部下に悟飯たちを倒すように指示し、
ジャコを含む6対1000の戦いへ。
苦戦しながらもこの1000人を撃破し、一旦仙豆で回復してフリーザと向き合う。
この頃、やっとウイスがブルマからの連絡に気づいて連絡を取る。
ブルマに怒られならが必死にフリーザや悟飯たちの気を探り、瞬間移動で地球へ。
やっと現れた悟空に地球の地獄での苦痛(冒頭にありますがなかなか笑えます)
や、修行をして強くなったことを告げる。
ついでに、今度は油断しないと言って最初から第4形態(ナメック星で悟空と戦った状態)に変身し、以前とはかけ離れた強さを見せる。
これを見て悟空の表情が変わり、ここから2人の戦いが始まる。
大体こんなところでしょうか。
ここから先は戦闘シーンメインになり、あらすじとしてまとめるとかなり文面は少なくまとまると思います。
この先が知りたいという方がいたら、一応次の記事にまとめるのでそちらを見てください。
スタッフロール後に少しだけおまけがあります。
お見逃しなく!
映画の感想は最初にも書きましたがとても面白かったです。
前作の「神VS神」よりも断然こちらが好きです。
自分は原作でもフリーザ編が好きなのでフリーザが出てくるだけでも満足。
復活シーンや戦闘シーンはワクワク、ドキドキでした。
復活シーンで「F」が流れたのが本当によかった。
ここで使うのか~って、まさかこの曲が本当に使われる日が来るなんて思ってもいませんでした。
ちなみに、この「F」という曲はもう何年も前の曲です。(気になったら自分で調べてくださいw)
「マキシマムザホルモン」というバンドが、勝手にフリーザのことを曲にしたのですが、鳥山明先生は友人経由でこの曲を知り、気に入ったみたいです。
で、実際にライブに行って本人たちと会って話をしたようです。
この時、このバンド宛に悟空のイラスト付きのサイン色紙をプレゼントしたみたいです。
羨ましい!
話を戻しましょう。
当然、今作はあのフリーザ様が復活するのだから、悟空たちとフリーザの戦いが注目されるところ。
でも、それ以外に各キャラクターの性格、生活の一部が見えるシーンがあって嬉しかったです。
フリーザは何をしてでも勝つ!という復讐心を、悟空は優しさ(悪く言えば甘さ)、ベジータは悟空に対する対抗心と勝負に対する冷酷さが出ていた。
ベジータはホント悟空と仲良くするのが嫌みたいです。
お手て繋げないもんねw
前作から登場したビルスとウイスですが、ウイスの方は今回で謎を深めました。
あんな力があるのか、何者なんだろうと。
ビルスは地球、悟空、フリーザがどうなろうか知ったこっちゃないという様子。
らしくていいですけどね。
「汚いけどやるじゃあないか、フリーザのやつ」とセリフも印象的で好きです。
予告でも出てきているフリーザ軍と戦う悟飯がジャージ姿だったのですが、その理由は「どこかにあるはずなんですが、道着が見つからなくて」と言っています。
これは実に悟飯らしいと思いました。
戦う必要がないならば修行することはない、学者になる勉強や家族のために生活しているのだろうと。
他にも、クリリンがブルマから電話を受ける時は仕事中なのですが、この仕事もクリリンらしいと思いました。彼はなんだかんだ言って優しいし正義感がありますからね。着信音は遊び心かな。
クリリンを見送る18号の最後の一言には少し驚きましたが、ああいう一面もいいと思います。
さすがに奥さんを戦場に行かせたくはなかったのかな、行けば心強い戦力だったと思うのですが。
ヤムチャの扱いはさすがにひどい。
天津飯が「餃子とヤムチャは置いてきた。足手まとい危険の方が大きそうだ」だそうです。
完全なる戦力外通知。
もう活躍の場は与えられないのかもしれません。
仕方ないね。
ピラフ一味もいつもの立ち位置です。
今回のフリーザ復活のドラゴンボールは、ピラフたちが6つ集めた時にソルベたちが来て強制的にフリーザ復活のお手伝いです。
ピッコロの頃と変わりませんね。
個人的に低評価だったのはED。
ももクロではないほうがいい。
影山ヒロノブさんの声のほうがいい。
もう昔からのイメージです。なんかももクロだと変な気がする。
一応、ももクロは声優として出ていたみたいです。興味あったら探してい見てくださいw
それと、折角フリーザが修行するというなら、少しでもそのシーンを出してほしかった。
元々強いキャラの修行を表現するのが大変だったのかな?
でもちょっと見てみたかったです。
あとはベジータの戦闘シーンが少ない!
ここはすごく残念、前半の修行があったのだから、それをここでも使って欲しかった。
あ、一応劇場でもらえるおまけの紹介をしておきます
・小冊子
鳥山明先生の手がけた脚本、キャラクターデザイン画と設定、先生からのコメント等が載っています。80ページ程ですがボリューム満点
・ドラゴンボールヒーローズ アルティメットカードセット
セットと書いてありますが、中身は1枚ですw
なんかわかりませんが認定書?が入っているみたいです。
開けてないので何が入っているかわかりません。
・ももクロのポストカード
いらない。
ももクロメンバーがコスプレしたポストカード。
小冊子はもらって正解でした。
先生が書いた脚本が結構細かく書いてあって面白かったです。
この小冊子に紹介されているのですが、ベジータの弟の「ターブル」の存在を初めて知りました。何で登場しているか知らないのですが、誰か知りませんか?
あと、話を聞くと迫力、緊張感がないとか、フリーザが弱いとかいう評価が結構あるみたいですが、個人的には半分は否定、半分は仕方ないと答えます。
原作でフリーザは100%のチカラでなくても惑星を破壊できる存在。
それを倒し、その後超サイヤ人2、3とどんどん強っくなっている悟空を追い越す強さを持ったら、もうとんでもないことになります。
戦っている最中に舞台となる惑星が吹っ飛ぶでしょう。
じゃあ舞台をそういった特別なところにすればいいか、といえばそれもどうでしょう。
フリーザが復讐しにいきなり地球に来た、この設定を無くすと映画の魅力も落ちると思います。
結果とんでもなく強くなっても、とんでもない強さを表現しきれていないかもしれません。
迫力がない、弱いと思うのかもしれません。
でもそんなのは昔からです。
悟飯がセルと最後にかめはめ波を打ち合ったとき、すごく大きいかめはめ波でした。
あれがぶつかりあったとき、地球にちょっと穴があいた程度。
フリーザより強いセルとやりあって?
ありえないでしょう。
あれだってどれだけ控えめに見ても地球大ダメージを与えるのではないか?
ゴテンクスが神の神殿からブウを地球に叩きつけたとき大きな穴が空きました。
セルより強い、界王神すら震えるブウとやりあえる力をもったゴテンクスが叩きつけて?
あんなくらったら地球は木っ端微塵では?
言いだしたらきりが無いでしょう。
自分は終盤にこういうパワーバランスの崩壊が目につくのでドラゴンボールはフリーザ編が一番好きです。
素直にキャラクターの強さが表現されていて、ちょうどいいバランスだと思います。
つまりは仕方ないのです、表現しきれないのが。
初めてドラゴンボールを見た人間ならこういうことがわからないかもしれませんが、ファンだ、大好きだって言っている人がこのフリーザ弱いとか言っていたら何もわかっていないだけです。
映画はアクション映画以外は映画じゃない、つまらないと言っている派手さでしか映像を見ないエセ映画好きと一緒です。
(実際にこのセリフを言ったひとはこの映画はつまらないとと言ってましたw)
本当にドラゴンボールが好きならば、この映画に十分満足するはずです。
まぁ、最後につまらないことを書きましたが、おすすめします。
ホントに好きで書きたいことが多くてこんなに長くなりました。
次はもっと簡単にまとめられる微妙だった映画を紹介します。
しーゆー!